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創業者の声

本格コーヒー柳井に芽吹く。「文化広めたい」とU・Jターン

柳井市 Uターン

 2017年9月創業

山口県を愛する夫婦が営むコーヒー専門店
フジヤマコーヒーロースターズ
ロースター 藤山 博康さん
バリスタ  藤山 舞さん

 

 

 柳井市柳井に、市内では珍しいコーヒー専門店「フジヤマコーヒーロースターズ」を開店。森をイメージし、木材を基調にした約130平方メートルに25席を備える。ともに全国のコンテストで優秀な成績を残したロースター(焙煎士)とバリスタの夫婦が営んでおられます。「地元に本格的なコーヒー文化を広めたい」と意気込む藤山博康さんにお話しを伺いました。

Uターンされる前は、どちらにいらしたのですか?

私はコーヒー豆の芳醇な香りに魅力を感じ、福岡や大阪で今と同じくコーヒーの店頭での小売りや焙煎に携わる仕事を経験してきました。妻はバリスタとして、大阪でコーヒーの抽出に携わる仕事をしていました。

Uターンをしようと考えた、きっかけについて教えていただけますか?

 私が萩市出身で妻が柳井市出身でお互い両親が山口県にいました。知り合った時はお互い関西にいましたが結婚するにあたり関西で過ごすよりかは両方の親がいる山口県に帰ろうということになりました。
 そこで、せっかく帰るならお互いコーヒー関係の仕事をしているし焙煎と抽出というお互いの役割が分担されていることもあり一緒にお店をやろうということになりました。
 また、将来的に子どもができた時に両親が近くにいると安心できることや田舎でのびのびと子育てをしたい思ったこともきっかけの一つです。

創業の場として柳井市を選択された理由は何ですか?

 私の出身は萩市ですが、萩市は観光客が多く、観光客の売上に一喜一憂するのは自分の頑張りだけではどうにもならない部分も多くリスクが大きいと思いました。
 一方、柳井市は妻の出身地ですが山口県に帰ってくるとなったときに妻の同級生がとても親身になって協力してくれました。協力してくれる人が多く心強かったのも理由の一つです。横のつながりが広いので地域に根差した店を作ることができるのは柳井市の方だなと考えました。
 柳井市には自家焙煎のコーヒーの店がないというのも聞いていたので出店するのにもってこいだなと思いました。

創業するにあたり必要だった情報は何ですか?

 当初は柳井市ではなかったのですが融資や補助金などの情報があったらいいですね。
 今は私たちも補助金を活用していますので創業者の補助金活用事例などもあったらいいと思います。活用事例を見て「よし、自分たちも活用して創業してみよう」という人も出てくるのではないかと思います。

現在の本店とは別に、柳井市の白壁の街の空き店舗を活用してお店を出されていますがその経緯について教えていただけますか?

 白壁の街で「花と香りで遊びましょう」をテーマにしたイベント花香遊(はなこうゆう)が開催されたときに空き店舗を1日借りて出店したときに「いい雰囲気だな」と思っていて本店が軌道に乗ったらここで出店したいなと思っていました。
 その後ゴールデンウィークに数日間だけ空き店舗で出店させてもらえないかと声を掛けさせてもらったのがその後の出店のきっかけとなりました。
 話を聞くとちょうど3月末に出て行かれた店舗があると聞き、実際に店舗をみると結構広くて改装もしてあってきれいな店舗でした。内心これは家賃も高いだろうなと思いつつ不動産屋に行って話を聞いてみると驚くほど家賃が安かったのでこれだったら続けて行ってもいいかなと考えました。
 スタートした時は本店オープンまでの期間限定と考えていましたが、いざ店を出してみるとお客さんが多く来てくださり休日は通常の2~3倍のお客さんが来られることから可能性のある店だなと思うようになりました。

 

 

創業するにあたり事業計画の作成などにあたり支援機関の支援を受けられましたか?

 私が商業系の学校を出ていた関係もあり基本的な創業計画を自分で作りました。その計画を先輩経営者にみてもらいアドバイスをもらいました。金融機関への返済計画の作り方などは先輩経営者や金融機関の意見を反映させかなり詰めた計画を作りました。
今から創業される方には私でいう先輩経営者にあたる支援機関などのからの支援が必要かもしれませんね。

今から創業を考えておられる方にメッセージがありましたらお願いします。

 先程も申しましたが、いかにしっかりとした創業計画をたてるかが重要になってくると思います。創業への思いだけでは経営を軌道に乗せるのは難しいと思います。そういった意味では支援機関などが開催している創業セミナーを受講するなどして数字の組み立てだけはできるようになっておいたほうがいいと思います。また、身の丈にあった計画作りが大事だと思います。

最後に、将来の夢を教えていただけますか?

 市では柳井市の優れた地域資源を「きんさい柳井」ブランドとして認証し、その販売や流通、PR等について支援していますがこの柳井ブランドの認知度が低いと感じています。
 そこで白壁の街の店舗を柳井ブランドのアンテナショップとして位置づけて来店者にPRしていきたいと思っています。あそこに行けば柳井ブランドのものが購入できるとなると白壁の街にも人が集まり街の活性化につながっていけばいいなと思います。
 また、今回私たちが柳井市で創業したことがきっかけでUターン、Iターンの店が増えたらなと思います。柳井市はまだまだ可能性のある街だと思います。
私たちの他にも自家焙煎の店が他にもできたり美味しいパン屋さんやケーキ屋さんができたりとこれから創業を目指す人が柳井にいっぱい帰ってきてくれたらいいですね。
 創業時のネックは資金面です。将来的には帰ってきて創業する人に祝い金のような一時金的に援助できるような仕組みを作っていけたらなと思っています。

 

このたびは、お忙しい中、取材にご協力いただきありがとうございました。

 

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